大阪国際女子マラソン

今年の大阪国際は、北京の選考レースを兼ねているだけあって注目されていました。そして、トラック長距離の女王・福士の初マラソン参戦。通常3ヶ月といわれる準備期間をたった1ヶ月で臨むというのだから、一般参加ながら彼女への注目度はますます高くなります。

準備期間の短さは、暴挙というか彼女らしい常識破りというか、はたまた単に仕方なかったのか・・・。まあそれはさて置き、ああいう日本人選手の常識を超えた(笑)言動が個人的にはとても興味が持てる彼女のことです。北京の選考どうこうは別問題として、食い入るようにテレビ観戦としゃれ込みました。それにしても、小倉はいらん・・・・・・・。

結果はマラソン知らない人が見ても分かるような明らかな惨敗となってしまいました。けれど、このレースで私が注目したいのは、競技場付近で転び始めた彼女が笑っていたことがスゲエ!ということ。その笑いが自嘲だったのか、本人があとで言っていたように、あの頃意識が飛んでたそうですので、まったく意味を成さないものなのか。そりゃーホントの所分かりませんが、とにかくあそこで笑える日本人選手いないなあ。

思い出したのは、バルセロナで給水時に転倒・靴が脱げた谷口浩美選手。「こけちゃいました」の台詞です。さぞかし悔しいだろう、悲しいだろうに、レース直後にこうやって笑えるのって、なんだかわかんないけどすごいな、と印象に残ってます。

とかく日本人はスポーツに根性論やらお涙頂戴的要素を求めがちなもの。素人目にも一目瞭然で苦しそうな競技であるマラソンなら、その傾向はさらに強まります。特に、『小柄で華奢なオンナノコが死にそうな表情で走ってる』女子マラソンに、世間一般の人々はそういうカンドー要素を求めているんですよね。

このレースが終わった直後からわたしが懸念していたのは、福士の走りをそういった要素だけで「それでも完走した!!よくやった!!」という風に大々的に報道されること。
・・・・・案の定、そうなりました。やっぱり日本のスポーツ報道って・・・・・。
日本の女子スポーツが本当のスポーツとして認識される日って来るんでしょうか。

それにしても、これでますます名古屋が楽しみになったなぁ。我らがQちゃんの出来がどんなものか。ま~た縁起をかついで(?)直前に怪我するんだろうか(笑)

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