東アジア女子選手権2010 台湾戦
試合は予想通りの一方的な展開でした。ほとんどハーフコートゲームのような90分間で、福元選手が手を使ってボールを捌いたのはわずか1-2度。台湾のシュート数は1という試合でした。センターラインより後ろでは、熊谷選手と長船選手or須藤選手の2人だけで守備してた。サイドバック鰯(かなり驚いた&はじめて見た)はずっとSHのような位置にいるし(笑)。つーかあんなに足でシュート打つ岩清水選手を見たのは初めてです(大笑)
中国戦に続いて先発だったのは宮間選手、熊谷選手、岩清水選手だけ。あとの8人は全とっかえ。佐々木監督がターンオーバー制にすると試合前から言っていたとはいえ、ここまで変わると面白いw 注目の岩渕選手が先発、そして高瀬選手も。昨年のU-20アジア選手権を髣髴とさせる2トップ。こいつは楽しみ。そして澤選手が先発を外れたから、宮間キャプテン。おお、カッコええなぁ、すでに風格が漂ってきてる(`・ω・´)シャキーン
しっかし前半はモタモタしてましたね。天候同様寒かったw 前線の選手の意図がイマイチ噛み合ってない印象。11人全員ドン引きの台湾に中央から仕掛けてばかりで、工夫がないというかやっぱり若いというか。FWのふたりが裏をつく動きは見られましたが、相手DFを引き出すには至らず。難しいね、こういう相手は。
また、ゴール前の狭い地域を細かいパスで抜けていけるほどコンビネーションが成熟している訳でもなく、人数をかけた台湾ディフェンスのスキマを抜けられず、はじかれつづけます。両SHが攻撃のリズムを作れてなかった。木龍選手は積極的にシュートは打ってはいましたが。全体的に、引いた相手に対してスペースを作ろうというダイナミックな動きが少なかったような。
そんな中、記念すべき、岩渕選手の代表初得点が前半35分に生まれました。宮間選手の個人技による突破から生まれました。本田監督の「宮間さんにお礼を言わなきゃですね」には笑った。でも「そこ」に顔を出す嗅覚はさすがです、岩渕選手。
後半になって攻撃陣は修正されたのか、高瀬選手のポストと中野選手の距離感が良くなって、チャンスが生まれ始めました。正確なクロスが何度も入りだして、2点目が生まれました。テレビで見てると、画面の枠外から飛び込んでくるような(笑)FWらしい嗅覚をまた発揮してくれた。
代表初先発で2点取っちゃうあたり、やっぱり「持ってる」わ、この選手は。大舞台で結果を残して記憶にも残る選手ってやつ。女子サッカーファンには記憶に留めておくべき試合になりました。
高瀬選手の得点もよかったです。試合の行方は決してても、絶対にここで点を取るんだ、という気持ちが出てて。彼女は岩渕選手や他のFW陣とは違った特徴を持っていて、日本人離れしたたくましさがあるFWだと思うので、これからの成長が楽しみです。どんどん国際試合で使って欲しいです。とっても期待してます。
得点はわずかに3点でしたが、得点を期待されて先発起用された若いFW2人が、期待通りの結果を出してくれるところに、なでしこの頼もしさを感じた試合でした。

