U-20女子W杯ドイツ2010 メキシコ戦
昨日開幕したU-20女子日本代表の晴れ舞台。アジアの優勝チームとして、この世界タイトルを獲りに行く、と選手も監督も大会前から宣言しています。熊谷主将を中心に、才能あふれる世代の選手たちがどんな試合を見せてくれるのか楽しみです。
昨日の開幕戦、ドイツ対コスタリカを生中継で見ました。いくら地元とはいえ、育成年代の女子の試合だというのに、あんな大きなスタジアムを満員近くにするくらいの観客が来てくれるなんて本当に素晴らしい、ちょっと感動した。サッカーが文化として息づく国の懐の深さを感じました。さすがドイツ。試合内容については、いくら優勝候補といわれるチームでも、初戦はムズカシイもんだな、というのが感想です。点の取り方はいかにもドイツらしく、素晴らしかったけれど。まあとにかく渡辺カズ落ち着け、ていうかウルサイんだよお前(・・;)って印象がまず第一ですが(笑)
そして今日の日本の初戦、メキシコ戦。日本の先発はGK山根選手、DFは中央に熊谷選手と堂園選手・・・・って、なんでアヤノちゃん真ん中にいるの?(゚ペ)?岸川選手じゃないの???岸川選手が先発って時点で中央は熊谷・岸川かと思ってましたが大ハズレ。岸川選手は藤田選手と2人で中盤の底でした。底とはいえ岸川選手はかなり前がかりに攻撃参加してましたが。サイドバックの位置は右山田選手、左小原選手。FWには高瀬選手と、いまや世界が注目する岩渕選手。
慎重に立ち上がった日本、次第に相手の出方にも慣れたのか、圧倒的にポゼッションしながら試合を進めます。岩渕選手は予想通り相手DFにかなりマークされてましたが、それでも明らかにモノが違うプレーを見せてくれた。ピッチ上で一番輝いていた。もとより世界が注目する選手ですが、こんなプレーを見せられた日にゃー、目の肥えた地元ドイツのメディア、観客、関係者の目にもかなり印象深かったんでは?1点目の起点となったドリブル突破、エリア付近でのスルーパスなどアイデア豊富の魅せまくり(笑)。ただ、そのパスに呼応して顔を出す選手が少なかったから、もっと自分で仕掛けてシュート打ってほしかったな。
メキシコの選手は球際に強く、テクニックがあり、いいチームでした。中央の壁は堅かったし、GKが当たっちゃってた。日本1点リードしていた時点で何度も迎えたゴール前のチャンスを1度でも決めていれば、試合の行方はもっと日本にラクな展開になっていたと思うんですが。そうなる前に、バタバタと3失点してしまった。試合開始直後から何度も狙われていた日本の左サイド、小原選手のところをメキシコの9番に再三突破され、中央で個人技発揮されて3失点。日本の中央の対応が軽かった、というかメキシコの個人技が上回っていたと言う方がベター?いやしかし、その前のサイドの守備が問題。1対1の局面で明らかに負けていて、それを数でカバーしようとしてたけれど、カバーしきれない。何度も同じミス繰り返したり、後半2点ビハインドの局面で、チームとしてとにかく攻めなくてはいけないという状況の中、それでも戦う気持ちが見えなかった小原選手は見ていて残念でした。こういう真剣勝負の世界大会では生半可な気持ちでプレーしてたら通用しないんだ、と。前半アレだけやられていてHTに選手交代しなかったのが不思議だったけれど、逆に言えばそれだけサイドバックが人材難なのか?
対照的に、前半から流動的にポジション入れ替わりながらも、豊富な運動量で勝利への気持ちの入ったプレーをしていた加戸選手は素晴らしかった( ´∀`)bグッ!。本田監督の(愛ある?)厳しいツッコミが衛星波にのって日本中に届いてましたが・・・(笑) 「珍しくいいスルーパス出した」とか、ため息交じりの「雑だなぁ・・・」には爆笑。
ゴールに直結するメキシコのカウンターに怯えながらも、このチームの持ち味である前へ、前への気持ちを見せた日本。後半は危険を承知でラインを高く保ち、常に前がかりに人数をかけて、とにかく攻めます。メキシコはもう防戦一方、2点のリードを守る戦術に切り替えました。そんな中、コーナーキックが相手のクリアミスを誘いラッキーなオウンゴールで1点差。そして試合終了数分前の一瞬の出来事でした。中央でパスを受けた岩渕選手の前が珍しくポッカリ開いていて、それを逃さずにゴール左隅へ見事なミドル一閃。ハイ、テレビの前でわたしも言いました。「持ちすぎだろ・・・」( ゚ⅴ゚)y-~~(笑)
ロスタイム3分もずっと攻め続け、勝利への執念を見せる日本。しかし勝ち越すことはできずにタイムアップ。後半の猛追を見ると勝ち越せなかったのは惜しいと思われますが、冷静にこの試合を振り返ると、まず「負けなくてよかった」の方がピッタリくる試合内容でした。前半の3失点を考えるとね。。。
同組のイングランド対ナイジェリアも引き分けスタートだったそうで、グループリーグ突破に向けて今後2戦も絶対落とせない戦いが続きます。次戦は土曜日相手はナイジェリア。例によって例の如く、アフリカのチームはよく分からんけど、イングランド戦のダイジェスト見た限りでは個人の突破力は日本人のそれとは明らかに異質。ストライドの伸びとかDFの間を抜けるときの瞬発力がパネエ。日本のDFに関しては修正が必要ですねぇ。いくら攻撃陣にタレントがそろっていて、攻撃的な姿勢こそが魅力のチームでも、3失点したら苦しいもんね(・・;)
