U-20女子W杯ドイツ2010 イングランド戦
グループリーグ最終戦、勝ち点1の両チームの対戦です。共にこの試合勝てばまだ決勝トーナメント進出の可能性が残ってます。同時刻キックオフの勝ち点4の両チーム、ナイジェリア‐メキシコ戦の結果次第ですが。正直、決勝T進出はダメだろうなぁ・・・と思いながら見てたこの試合。まあでも最終戦ですから、なんとかいい試合を見せて大会を締めくくって欲しいもんです。
相手のイングランドはヨーロッパ予選の優勝国。へえ、ドイツに勝ってるんだ。この前評判だけ知ってた大会前は、この最終戦の相手がグループリーグ一番の強敵か、と思ってました。ところが終わってみれば・・・日本にとっては一番組み易し、という相手ではなかったでしょうか。ナイジェリアなどと違って、ある程度チームとしてやってくることが予想できるというか。この試合見てる限り、組織も整ってないし、攻撃はキック力を生かしたミドルか、放り込んで前線の選手の力任せ的な荒っぽいもの。パスミスも目立つし、最終ラインもそれほど堅牢な印象はなかった。正直、こんな相手に勝てなきゃほんとダメだろ・・・って感じました。
いい時間に先制したもののなかなか追加点が奪えず、イングランドの強引な攻撃パターン見てる限り1点じゃ何があるか分からないな・・・と思ってました。セカンド拾えず連続して攻められるイヤな時間帯も、ここまでの2戦の反省を生かした「球際の戦い」でなんとか凌ぎます。日本の左サイドバック、先発は加戸選手。本田監督も言ってたとおり経験ないポジションだそうですが、大いに戦ってくれました( ;∀;) カンドーシタ 特に前半、こっちのサイド破られそうになると、2人、3人と中央や前からカバーがきて、数的優位の状況を作って乗り切ってました。さすがにあれだけ失点すれば「学習」するようですw
この日の主審も「世界基準」であまりホイッスル吹きませんでしたが、若い選手たちにはいい経験になったでしょうね。特に中盤で動き回ってた藤田選手や前線の岩渕選手、競り合いで上手く体を入れて倒れても、なでしこリーグなら絶対ファウルもらえる場面でも、世界大会ではなかなかそういうプレーは通用しない。相手ボールになってチャンスの芽が潰れる、ピンチの傷口が広がってしまう、という場面が多かった。
後半はイングランドの交代選手に日本の右サイド、斎藤選手のところを狙われましたが、斎藤選手もがんばりました。攻撃のイメージしかないんですがよく守ってましたね。斎藤選手と同じくこの日ようやくケガが癒えて試合に出場できた小林選手、岸川選手、岩渕選手、竹山選手は2年前のU-17女子W杯のリベンジができましたね。小林選手プレー、ケガ明けとは思えないほど安定感抜群でした。もう一人のCB、熊谷選手はまたクリアの空振りやってました(´ヘ`;)もはやお約束?アジア予選の悪夢ふたたび・・・とか(笑)
1点差でなにがあるか分からない、苦しい時間帯に、岸川選手がサイズを生かして、セットプレーから2本押し込んでくれました。なんというかこの選手は・・・やっぱりオトコマエですね(笑)ハタチ前の乙女つかまえて失礼な呼び名ですけど(;^ω^) 気合十分、力強くて迷いのないプレー、見ていて気持ちのいい選手です。この試合は前線への攻撃参加も抑えて、中盤の底でバランス取りながら我慢して、体張って、いい仕事してましたから、ホントによかった。リーグ戦でもっと見れたらうれしいな~~。3試合フル出場だった藤田選手、きっとこの大会ではかなり悔しい思いをしたはずの熊谷選手も、レッズに戻ってきてワンランクレベルアップしたプレーを見せてくれることを願ってます。
日本が3点リードして勝ちを手中に収めたあたりで、同時刻のナイジェリア‐メキシコ戦の途中経過が非常に気になる展開に。ナイジェリア1点リードで終盤まで進んでただけに、メキシコとの決勝T進出争いかと思われましたが・・・そのあたりでメキシコが追いついたんですねー。そのまま引き分けたおかげで、日本のグループリーグ敗退が決まりました。U-20レベルだと、その下の年代より、世界で勝つのはやっぱり困難らしい。アジア王者と欧州王者の上位進出を阻んだのがアフリカ勢と中南米というところに、世界の女子サッカーの進歩を感じます。育成年代というのがまた怖い。敗退に際しての佐々木監督の言い訳は1.相手が強かった・・・( ̄ω ̄;)エートォ… 2.直前にケガ人が複数出た、ということらしいです・・・ゴ―――(ll-ω-)―――ン アジアチャンピオンとして大会に臨み、2年前のU-20の成績を超えるどころか大会優勝を目指した今大会だけに、結果だけ見れば進化どころか後退してしまったこの結果は、なでしこファンとして非っ常~~に残念でした。
